今週の外為、「円売り氷山」のメルトダウンで進行する円高

［東京 ２７日 ロイター］ 今週の外為市場では、機関投資家や海外ファンド勢による円売りポジションの解消（円の買い戻し）がどれほどの規模で進行するかが相場の鍵を握りそうだ。 １０月２７日、今週の外為市場では、円売りポジションの解消（円の買い戻し）がどれほどの規模で進行するかが相場の鍵を握りそう。写真は２４日、都内のディーリングルーム（２００８年 ロイター/Toru Hanai） 円売りポジション解消のペースは株価動向に左右され、円高のマグニチュードは、各通貨ごとに、これまでに累積した円売りポジションの規模と、その解消の進ちょく具合で決まるだろう。 予想レンジはドル／円が８８．００―９９．５０円、ユーロ／ドルが１．２３００―１．３３００ドル。 ＜円売り氷山のメルトダウン＞ 市場では、世界同時株安をきっかけとして、円売り／外貨買いのポジション（広い意味での円キャリートレード）の急速な縮小が進展し

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円キャリー巻戻しの急激な円高。ユーロ/円は、130円下回った所で、大方のポジション整理終了と。が、ポンド、豪$、北欧通貨等は、円売りポジションの投げはまだ道半ば、これら通貨の対円下落余地はまだある