ＯＰＥＣ議長が加盟国に減産履行を要請、「サウジがかぎ」

１１月２日、ＯＰＥＣのヘリル議長は原油価格を安定させたいなら、加盟国は合意した減産を実行し消費国にその旨通知するほかに選択肢はないと述べた。９月撮影（２００８年 ロイター/Heinz-Peter Bader) ［アルジェ ２日 ロイター］ 石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）のヘリル議長は２日、原油価格を１バレル＝７０─９０ドルの水準で安定させたいなら、加盟国は合意した減産を実行し、消費国にその旨通知するほかに選択肢はない、との見解を示した。 アルジェリアの国営ラジオで述べた。議長は、減産の成功のかぎを握るのはサウジアラビアとし、サウジが減産に時間をかければ、原油価格に影響が及ぶ可能性があると指摘した。 議長は「本当に減産が行われるのか、市場は注目していると思う」と述べた。ブラウン英首相による２日のサウジ訪問が、価格を安定させようとするＯＰＥＣの計画にどう影響するのか、との質問に対しては「すべてはサ

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価格維持しないと産油国はどうしようもないのか