10月中国ＣＰＩ、1年5カ月ぶりの低い伸び

上海証券のアナリスト、Hu Yuexiao氏は「物価が現在の水準を維持した場合、ＣＰＩ上昇率は来年４月までにマイナスに転じるだろう。物価が現在のペースで低下し続ければ、来年２月にもデフレに陥る可能性がある」と指摘。 「デフレのリスクが高まれば、中国人民銀行（中央銀行）がより積極的な金融緩和に動くだろう」と述べた。 中国当局は９日、金融政策を「緩やかに緩和的」なスタンスに修正すると表明しており、市場では追加利下げは時間の問題との見方が強まっている。 人民銀行は９月中旬以降、３回にわたって利下げを実施している。 政府系シンクタンク、国家情報センターのエコノミスト、Zhang Yongjun氏は「中国経済が大幅減速していることが示された。生産が減少し、需要も低下している」との見方を示した。 ＜追加利下げも＞ 国泰君安証券のアナリスト、Jiang Chao氏は、来年の平均ＣＰＩ上昇率を１％と予想。

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前年同月比+4.00　予想+4.2　前月+4.6