エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
k-1 - 商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~(餡乃雲) - カクヨム
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
k-1 - 商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~(餡乃雲) - カクヨム
「ここは……どこだ? 」 俺の名前は、奥田圭吾(おくだけいご)。35歳。 とある財閥系の商社に勤め、... 「ここは……どこだ? 」 俺の名前は、奥田圭吾(おくだけいご)。35歳。 とある財閥系の商社に勤め、東京を拠点にシンガポールやオーストラリアなどを飛びまわり、海外から石炭を輸入するという仕事をしていたが、年末ジャンボ宝くじで10億円に当選。嘘みたいな本当の話である。 金の心配をする必要がなくなった俺は、いつも上から目線でノルマを叫ぶクソ上司に辞表を叩きつけた。 そして、その帰り道。橋の上から携帯電話をぶん投げた。上っ面だけの、あまりにも作り物めいた、吐き気のする人間関係に終止符を打った瞬間だった。 最高の気分だったと言いたいところだが、どこか哀愁も入り混じる気持ちだった。 気がつけば俺の目の前の景色は歪んでいた。自然に涙がでたのはいつ以来なのか覚えていない。 社畜社畜と愚痴をこぼしていた俺だけれども、金のためだけに働いていたわけではないことに、会社を辞めてから気がついたのだった。 ◇◇◇