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ダンジョン1日め――第2層後半 - 落穂拾い~ダンジョン乞食と呼ばれても、俺は夢を捨てない。~(藍染 迅) - カクヨム
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ダンジョン1日め――第2層後半 - 落穂拾い~ダンジョン乞食と呼ばれても、俺は夢を捨てない。~(藍染 迅) - カクヨム
ゴブリンナイトは動いていなかったので、気配を察知することができなかった。 ビリーの気配に気づいたの... ゴブリンナイトは動いていなかったので、気配を察知することができなかった。 ビリーの気配に気づいたのか、ナイトが振り返り始めた。 弓の距離ではない。矢を番えている間に斬られてしまうだろう。 左手の弓を捨てて剣を抜くか? いや、距離が近すぎる。 意を決したビリーは弓を放り出してナイトに組み付いた。背中側に回り込んで両腕を押さえる。 右手を封じれば、ゴブリンナイトは剣を抜けない。 その隙にビリーは左手でベルトからさっき拾った鏃を抜き取り、ゴブリンナイトの首筋を掻き切った。 両手でナイトを突き放し、右足で蹴り飛ばす。 地面に倒れたゴブリンナイトは首筋を押さえてのたうち、やがて力尽きて消えて行った。 体を走る戦慄はスキルを得た証であった。ビリーは「剣術」を得た。 手にした剣を振るう。違いが分かる。剣筋が立つ。 ショートソードは力を込めずとも正中線を切り割り、丹田の高さに止まった。 「ふぅーっ。あっぶ