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第101話 外伝「月の花」2 - 歓びの野は死の色す(磯崎愛) - カクヨム
夏至祭のことだ。 皇帝陛下の先祖たる太陽神を寿ぐ祭はよっぴいて行われ、七つの丘は祝祭の熱に彩られた... 夏至祭のことだ。 皇帝陛下の先祖たる太陽神を寿ぐ祭はよっぴいて行われ、七つの丘は祝祭の熱に彩られた。 公式行事に参加する資格のないわたしは、黄金宮殿の自室に引きこもり不貞寝するつもりが、歓声や楽隊の音だけでなく、ひとのざわめく気配のあまりの猥雑さに落ち着きなく身体を起こした。 仕方なく髪をひとつに束ね、持っている服のなかでいちばん飾りの少ない薄青の上下をまとい、腰に細身の剣を穿いて部屋の外に出た。 こうすれば、わたしの顔を知らないものにはただの貴族の子弟に見えるに違いない。 平民でありながら、わたしは帯剣が許されていた。 護身のために、けっこうな剣士にも手習いをつけられた。騎士ではないものの、そこそこは使えると自負していた。 城門を開けているために、普段はこれほど奥まで入ってこられない下級貴族などが固まって廊下をそぞろ歩き、時にはあんぐりと口を開けて太陽神の御業を描いた壮麗な天井を見あげて
2024/05/27 リンク