竹信三恵子『家事労働ハラスメント 生きづらさの根にあるもの』 - 紙屋研究所

家事労働と聞いて、「あ、おれ関心ない」という男は多いだろう。ぼくもそのクチであった。著者も苦労したらしい。本書の発端となる連載には反響も大きかったのに、 出版社へ企画を持ち込むと、反応はさっぱりだった。（本書p.234） 家ではカミさんに感謝しているぜ、という男性社員。私は働いているから関係ない、という女性社員。家事労働なんていう地味な話題はやめろ、これからは女性進出の時代だよ、という後輩。「家事労働の本」と聞いてイメージする消極的な反応にとりまかれたのである。 正直、ぼくも「専業主婦の働きをお金に換算して評価する話」みたいなイメージが強くて、「ふーん…」という感じになってしまっていた。ふーん現象。 家事労働の在り方が私たちの会社での働き方や社会政策にまで広く影響を及ぼすのだと力説しても、「料理や洗濯がなぜ会社の仕組みや福祉制度に関係あるんですか？」と首をかしげられた。（同前） 結論めいた

[hanapeko]

リソースが割けなければ無理にやらなくてもいい立場の人と、家事のためにむしろリソース確保しないといけない立場の人と

[shino-katsuragi]

“ワーク・ライフ・バランス政策の根幹は、家事労働の再分配にある。”

[takehiko-i-hayashi]

良記事。本も読みたい。育児や料理とかだと「やりがい搾取」的にもなりがちだよなぁ。

[akupiyo]

良書なんだけどタイトルが悪い。本文にもハラスメントについての言及なんてほとんどない。「社会がハラスメントしている」という比喩をタイトルに使うのはおかしいでしょ。

[mfigure]

「家事ハラ」の語源はこれか？

[arkanal2]

家事はいつも楽しいわけではない。料理や洗濯のひとつひとつは、一見「軽い労働」に見える。しかし、それが束になり、しかも家族の必要に応じて一日中間断なくのしかかってみえるとき、それは重労働になる。介護や育

[allegro]

むにゃ…

[bkuma83]

家事労働

[kenjiro_n]

BLOGOSはid:entry:170827134

[saki3830]

こういうのが気になるお年頃

[akimaruworks]

“子ども会関係の会議を夜開かせて親が子どもをつれてくると「子どもをつれてくるな」といきり立つ老人。”PTA関係なんかも下の子を連れて来ない人が多いことに驚く。みんな保育園に預けてくるらしい

[zakinco]

『本書は、この家事労働が、いまの社会でいかに「ないこと」にされているかを、さまざまな問題、さまざまな角度からルポしている』