⑧五つの女のドクロの謎 ～①西鶴と西村本～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

さあ、いよいよ、「五つの女のドクロの謎」を解き明かしますよ！ヾ(๑╹◡╹)ﾉ" 前回までに、 井原西鶴［※以下「西鶴」］『本朝桜陰比事』（元禄二［一六八九］年刊）巻四の七「仕掛物は水になす桂川」［※以下「仕掛物」］ と 西村市郎右衛門［※以下「西村」］『御伽比丘尼』（貞享四［一六八七］年刊）巻四の五「不思議は妙、妙は不思議」［※以下「不思議は妙」］ の二作品を読みました。 「仕掛物」より「不思議は妙」の方が先に書かれたんだね。 この二作品には共通するワードが出てきます。 主要人物の名前： 「里人の何がし」（「仕掛物」）、「何がしとかや言える士」（「不思議は妙」） 事件が起こった状況： 「都の町、静かにして」（「仕掛物」）、「何となく世上静かなるに」（「不思議は妙」） 物語のカギとなるアイテム： 「年久しき瀑首《されこうべ》五つ、女の黒髪入り乱れし」（「仕掛物」） 「女首五つ、黒き髪を乱し」

[Kitajskaya]

どうして「五つ」何だろうと気になっていたので、今回の解説はとても勉強になりました。水面下で激しい作者同士のバトルが繰り広げられていると思うと、今も昔も「実に恐ろしくは男の嫉妬」というところでしょうか？

[tukkoman]

やっと来れたら三つ目がどっかの番組の人みたいになってましたね(笑)きな臭さは非ではないけど(笑)

[kapibara5168]

何だアイツは！ムカつくわ〜！でもさすがに名指しじゃ粋じゃないし…ということで物語になぞらえてディスってみた！ってコトでしょうか。人間くさくて面白いですねぇ(・∀・)

[Kaimotu_Hatuji]

ゴール・ハーフ。懐かしいなぁ。戦隊もののモデルになったとか。ウソです。

[toikimi]

えっ？ゴールデンハーフって５人メンバーでしたっけ？　３人くらいしか思い出せない（記憶…）。北見花芽先生の「西鶴vs西村ディスりあい説」、説得力があって面白かったです。

[kaedeya]

こういう裏話も興味深いですねえ。きっと当時の人たちは「あの二人、ま～たやってるよ」って面白がっていたかな。話題になれば宣伝にもなりますから、版元ほくほく。

[mkonohazuku]

物語からも当時の様々な人間関係が事が推測できるのですね。面白いです(^^♪

[santa-baking]

物語から飛んで、当時の作者？出版？の勢力図を解説して頂いたようで、これはこれでとても楽しかったです。ありがとうございました。(*^▽^*)

[hukunekox]

井原西鶴さんにそんなことがあったなんて初めて知りました😊✨お互い刺激しあったのでしょうか、面白いですね☺️でも西鶴さんのが上だっとのですね〜☺️🌸

[harienikki]

作家同士のディスり合い❗️とても興味深かったです。やはり才能的には才覚の方が上だったのかなぁ〜。(^○^)

[kaze_no_katami]

シャレコウベよりゴールデンハーフのインパクトの方が大きいし！(^^♪