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集中連載「コロナの時代」の戦略思考 第1回「昨日の世界」
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集中連載「コロナの時代」の戦略思考 第1回「昨日の世界」
『公研』20020年5月号 池内 恵・東京大学先端科学技術研究センター教授 1 年末年初の茶番劇 2020... 『公研』20020年5月号 池内 恵・東京大学先端科学技術研究センター教授 1 年末年初の茶番劇 2020年の年明けは騒がしかった。前年の大晦日には、保釈中のルノー元会長のカルロス・ゴーン被告が12月29日に国外逃亡し、祖国レバノンに帰還していたことが明らかになった。日本のメディアは喧騒に包まれ、普段なら関心を持つことのない、東地中海の小さな特殊な国に記者が詰め掛けた。そうこうしているうちに、1月3日にイラク・バクダード空港で、イランのイスラーム革命防衛隊司令官ガーセム・ソレイマーニーを、米軍が無人攻撃機で爆殺した。イランによる報復は「第三次世界大戦」を引き起こす、といった針小棒大な報道もあり、国際報道は緊張に満ちたものとなった。 今となっては別世界のように感じられる、年初の一連の出来事である。中東を中心に国際関係をめぐる情報・分析を行っている者から見れば、大晦日や正月が年中行事ではない中