日本もマネできる!? 仏・北欧のスゴイ少子化対策 - ローリエプレス

政局に大きな動きが見られる、ここ最近。先日、野田総理は国会にて、「育児手当を配るより、子供を産めるような雇用環境の創出を考えるのが先決だった」といった趣旨のことを演説されていました。次の選挙も近いなか、改めて『安心して子供を産めるような社会にするためには？』、そんなテーマについて考えてみました。 育児環境の整備＋男女の仕事保障 まず、「子供を産める社会の実現」に成功したと言われている他国の例から。まず、10数年程度で一気に出生率が2.01人にまで上昇し、世界中で驚かれたのがフランス。2.01人というのは、先進国内では突出した数字です。バックスという婚姻制度により、婚外子も平等に扱われるようになったことが大きい、と言われています。が、フランスの成功要因は決してバックスだけではないそうです。 具体的には、「（1）子供の養育を助ける制度」だけでなく、「（2）父母の仕事を保障する制度」についても改