（勉強中）「食料を奪っている」という問題について - left over junk

先日のエントリでは，“主食は自給すべき”・“食用米が不足したときには飼料米を食べればよい”との hituzinosanpoさんのご主張を批判しました． 今回のエントリでは，私たちのように豊かな人々が比較的に貧しい人々から食料を「奪う」ことになるケースがあるとの mojimojiさんのご指摘を考えます． “食料を奪っている”ことがあるかもしれない hituzinosanpoさんの「食糧危機はなぜ起きるか」に言及して，mojimojiさんは，こう書いておられます： ポイントは「たくさんのお金をもっている私たちが国際市場で食料を買い付けることで、よりお金をもっていない誰かから食料を奪うことになる場合がある」ということ （「本当のフェアトレード」） ここで具体的に考えられているのは，1993年に日本が緊急輸入したことでタイ米の価格が上昇し，とくに貧しい人たちが購入できなくなったという事態です． こ

[crowserpent]

関連：http://cruel.org/economist/famine.html

[matcho226]

日本の農業自体が後継者を育成できていない問題もあると思う。さらには日本の地方は（国から援助をもらい）米や野菜は高い自給率のところも多い。自給問題は大都市生活者の食のありようと畜産に収束する気がする。

[hituzinosanpo]

力作ですね。モノカルチャーについても、ぜひ おねがいします。／コメントに かいたことは この記事に同意しないという意味ではありません。むしろ そのとおりだと感じました。

[tikani_nemuru_M]

総体的にはこの記事の論旨に賛成／id:mojimojiはエネルギー源としての穀物利用を意識していたのでは？／自由民主主義政体とまともなジャーナリズムがsafety netになるというのはセンの重要な論点なのでそこにも触れてくれ

[bunz0u]

日本が米をコンスタントに輸入するようになれば、生産量自体が増えそうな気がするんですよね。それに、そうなれば高付加価値な米が輸出されるだろうから、貧しい人の食を奪うことにはならないんじゃないかな。