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「記者と読者の境目がなくなってきている」 日経新聞・大西氏が語る、これからのジャーナリストに必要な資質とは?
日本の新聞社は土着的 佐々木紀彦氏(以下、佐々木):記者の生産性の問題というようになってくるのでし... 日本の新聞社は土着的 佐々木紀彦氏(以下、佐々木):記者の生産性の問題というようになってくるのでしょうかね。今1600名とおっしゃりましたけれども、フィナンシャル・タイムズが全世界で、整理部みたいな方もいれて、600、700名、それで世界中をカバーしてクオリティメディアとしてやっているわけじゃないですか。 そういうふうにいうと日本の新聞社というのは多すぎるというか、生産性が低いのでしょうかね? うん、とは言えないでしょうけれど(笑)。ソーブルさんどう思いますか(笑)。 ジョナサン・ソーブル氏(以下、ソーブル):いや。まず日本の新聞社の方に(笑)。 大西康之氏(以下、大西):それは、分業が遅れていますよね。なんでもかんでも自分で抱え込みたがる垂直統合型を全部やっている。 例えば、旭川に、朝日も読売も日経も全部支局が必要なんだってことを考えたときにそれをひとつでいいんじゃないのという考え方もあ
2014/10/12 リンク