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【全文3/3】羽生善治氏「棋士の存在価値が問われていると思う」 AIが台頭する将棋界のこれからについて語る
2017年12月13日、第30期竜王戦にて竜王を奪取し、史上初の7タイトルの永世称号を獲得した羽生善治氏の記... 2017年12月13日、第30期竜王戦にて竜王を奪取し、史上初の7タイトルの永世称号を獲得した羽生善治氏の記者会見が行われました。会見では、永世七冠を獲得した心境や、将棋に対する自身の考えについて語りました。 将棋の定跡と「温故知新」 司会者:流行の移り変わりが早いとおっしゃいましたけど、それにキャッチアップしていくというのは、厄介なことですか、それともおもしろいことですか。 羽生善治氏(以下、羽生):厄介と言えば厄介なことです。かなりそれだけでも時間と労力を費やさないといけなくなってしまうので、ただ、なんて言うんでしょうか……。決まったかたちというか、過去にあった定跡って言うんですけど、その定跡系の中でやってしまうと、なかなか自分の発想とかアイデアを使いにくいっていう面があるので、やっぱりそういう局面とかを目指す時には、最先端のかたちを知っておくというのは、非常に大事なんじゃないかなって
2017/12/14 リンク