明治の日本は軍事費が国家予算の51％以上を占めていたのです！

戊辰戦争は、新政府軍対幕府軍の主導権争いである京都「鳥羽伏見の戦い」から始まり、「東北戦争」を経て、北上して旧幕府軍の最後の砦となった。幕引きは「箱館戦争」である。 当初、京都の戦いでは、両軍の兵力は新政府軍が約5,000人、旧幕府軍が約15,000人だった。旧幕府軍側の方が3倍ほど多かった。 しかし、朝廷が薩摩軍を官軍と認め、「錦の御旗」の使用を許可すると、状況は一転します。この錦の御旗は、下級役人だった岩倉具視が密造したものですが、朝廷の許可を得て戦場に上げれば、旧幕府軍の闘志は “天皇には逆らえない “と衰えてしまいます。義信が軍を捨てて京都から江戸に逃げたことも、新政府軍の圧倒的な勝利につながった。 その結果、地方の下級武士や下級役人によるクーデターが完成した。 江戸では、新政府軍の司令官である西郷隆盛と幕府側の代表である勝海舟の話し合いにより、江戸城が幕府側から新政府側に降ろされ