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「誰の」戦争か - 窓辺の机
プーチン政権の支持率が8割を超えたとのこと。✻1. この数字は国民にも公表されたのだろう。つまりウク... プーチン政権の支持率が8割を超えたとのこと。✻1. この数字は国民にも公表されたのだろう。つまりウクライナ侵攻は、単なる”プーチンの戦争”ではなく、国民の圧倒的多数が支持する「ロシアの戦争」になってしまったわけである。その責任は国民も背負う、ということになる。 古代や中世の王なら、戦争は自分たちの戦争であることを自覚し、(国民というものはまだほとんどなかったから)平民は、「あ、またやってるな」という感じもあったろう。関ケ原の戦いも、農民たちは丘のあぜ道に座って飯を食いながら見物していた、なんて話を聞いたことがある(好きな話だ)。王侯や貴族や武士は、特権や富を持つ代わりに、戦争も自分たちの生業と考え、たいてい、町や村から離れた戦場のフィールドでやっていたのだ(競技場での勝負、といった趣もあった)。領民たちを敵から保護するのも、生活必需品を生産するのが彼らだったからだ。武士は刀を独占し、その刀