論点：憲法と民主主義 | 毎日新聞

間もなく迎える８月１５日。７１年前のこの日は敗戦の裏返しとして、日本が憲法改革を決定付けられた日でもある。先の参院選で野党は「立憲主義」の危機を唱えたが、選挙結果は憲法改正に前向きな勢力の伸長だった。果たして憲法と民主主義はどんな関係にあるのか。専門家と一緒に考えたい。 立憲主義だけでよいのか 大沼保昭・東京大名誉教授 およそ憲法を含む法は、国民の生存と暮らしを支える道具です。それ自体が目的・価値ではありません。なのに、安全保障法制の論議以来、野党や「リベラル」なメディアはひたすら立憲主義を唱え、すべてを憲法に帰着させようとしてきた。これは明らかにおかしい。

[hagakuress]

憲法に関する記事の質は毎日新聞が独走体制だな。

[m_yanagisawa]

“ですから、憲法を守ることを自己目的化するのは間違っています。憲法は国民の幸福のための道具と割り切って考えるべきで、宗教の聖典のように扱うべきではありません”

[cybo]

概ね同感だけど, 均衡財政を条文に, とかはマジ勘弁. > 「日本の国家財政をどうすべきなのか、私たちは将来世代に取り返しのつかない借金を背負わせようとしているのではないか、という問題の方がはるかに重要な課題」

[pgreendoor]

「みんなが勝手にやり始めると困るから同意を憲法に書いてそれを守るのが立憲主義なのだが」という意見、たしかにそうなのだがその同意を今の国民が更新していく営みを憲法が禁じているわけでもないのであってね？

[Yoshitada]

だから「僕の考えた国民の幸福」を皆が皆、勝手にやり始めたら収集つかなくなるので、国民の間でコンセンサスの取れた「憲法」に基づいてやってきましょう、というのが「立憲主義」なのだが。

[mnby]

毎日新聞なのに、踏み込んだ議論をしている良い記事