エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
SUNDAY LIBRARY:本郷 和人・評『忍者の末裔』高尾善希・著 | 毎日新聞
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
SUNDAY LIBRARY:本郷 和人・評『忍者の末裔』高尾善希・著 | 毎日新聞
忍術も忍具も使わず静かな人生を送る子孫 ◆『忍者の末裔 江戸城に勤めた伊賀者たち』高尾善希・著(角... 忍術も忍具も使わず静かな人生を送る子孫 ◆『忍者の末裔 江戸城に勤めた伊賀者たち』高尾善希・著(角川書店/税抜き1700円) 本書こそは歴史研究者にとり、「あらまほしき」著作である。ぼくはこういう本を書きたいと30年のあいだ念願してきたけれど、果たせていない。 著者は「ワン・コイン古文書講座」を主催している。ワンコイン、すなわち500円の参加費で、だれでもが古文書を解読する研究会に出席できるのである。いま大学がしきりに勧める、学問による社会貢献を地でいく活動であり、それだけで著者の姿勢は見習うべきものである。 この講座の参加者の依頼で、著者は松下家に伝わる古文書群を調査した。すると、同家が伊賀忍者の末裔(まつえい)であり、下級御家人として連綿と江戸幕府に仕えていたことが判明した。本書は松下家の歴代がいかに生活し、勤めに精励していたかを追う。英雄豪傑の華々しい活躍はない。でもこれが則ち、等身