万博関西弁報告書案：「不適切でセンス悪い」経産相が撤回 | 毎日新聞

２０２５年国際博覧会（万博）の大阪誘致を目指す有識者検討会に１３日、経済産業省が提出した関西弁バージョンの報告書案を巡り、「不適切な表現があり言葉遣いにも違和感がある」などと批判が相次いだ。世耕弘成経産相は１４日の閣議後会見で「不適切で関西人の私からみてもセンスの良い内容とは思えない」と述べ、関西弁バージョンを撤回し謝罪した。 報告書案は、「いのち輝く未来社会のデザイン」を万博のテーマとするなどの内容。関西弁バージョンは報告書案の第１部を関西弁に置き換えるなどした。「いのち輝く」を「いのちがキンキラキンに輝く」、サブテーマ案の「持続可能な」を「めっさいけてる」と表記。現代社会の課題とされる格差や精神疾患、環境破壊などを「主なゴチャゴチャの例」とひとくくりにした。検討会委員からは「地元の人でも違和感を覚える言葉遣いが目立…