クローズアップ２０１７：「ＩＣＢＭ」断定 北朝鮮包囲、道見えず 日米韓、協調に苦心 | 毎日新聞

北朝鮮が４日発射した弾道ミサイル「火星１４」をトランプ米政権は大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）と断定し、国連安保理を通じた「より強固な制裁」で拡大する脅威に対処する意向を示した。だが北朝鮮側は「ミサイル、核は協議しない」と強硬姿勢で、制裁強化が実現しても効果は不透明だ。米国と共に圧力を高めて譲歩を引き出したい同盟国・日本や韓国にも手詰まり感や温度差があり、中国やロシアは締め付けに消極的。効果的な北朝鮮包囲網形成への道は見えていない。 「世界規模の脅威阻止には世界規模の行動が必要」。北朝鮮のＩＣＢＭ発射を批判する４日の声明でティラーソン米国務長官はそう指摘し、国際的な連携が必要との考えを示した。同時に朝鮮半島の非核化は「平和的な手段のみによって目指す」とも強調。軍事的選択肢より制裁強化を中心に対応する姿勢を明示した。

[fc2blog2me]

「ＩＣＢＭ」断定 北朝鮮包囲、道見えず 日米韓、協調に苦心 - 毎日新聞: 毎日新聞 「ＩＣＢＭ」断定 北朝鮮包囲、道見えず 日米韓、協調に苦心 毎日新聞…