高崎健康福祉大：母の育児放棄は胎児期に決まる 研究発表 | 毎日新聞

マウス実験 原因にホルモン「プロラクチン」 高崎健康福祉大（群馬県高崎市）の下川哲昭教授らの研究グループは２９日、母親になった時に育児放棄（ネグレクト）するかどうかは胎児期に決まるというマウス実験の研究成果を発表した。胎児期に、母体からホルモン「プロラクチン」を適正に受容しないと、将来育児放棄する可能性が高いことが分かったという。研究成果は米国科学アカデミー紀要（電子版）に掲載された。 実験では、ＣＩＮ８５という遺伝子が欠損している「ネグレクトマウス」を使った。ＣＩＮ８５が欠損すると、授乳や保温など育児行動を促すホルモンと考えられている「プロラクチン」の分泌が低下する。正常なマウスと同様に妊娠・出産するが、育児を放棄してしまうため、生まれた子は２～３日後に死んでしまうという。

[Sq89UnHp]

母になってくれるだけ良し。子供は世の中が育てるぞ。

[terazzo]

男性胎児にプロラクチンを投与すると積極的に育児に参加するようになったりするのかな。

[shino-katsuragi]

「胎児期に、母体からホルモン「プロラクチン」を適正に受容しないと、将来育児放棄する可能性が高いことが分かったという。」ヒトについてはまだまだこれから。うーむ。

[ka-ka_xyz]

あー、ヒトにも相同遺伝子あるね( https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/30011 )。同じ働きをするかどうかはまた全く別の話だけれど。

[deep_one]

『胎児期に、母体からホルモン「プロラクチン」を適正に受容しないと、将来育児放棄する可能性』動物的な意味では正しいと思う。…ADHCに対する薬物療法みたいなのが実は可能なのか？

[KoshianX]

ははあ、家事育児がつらくてしょうがない人とそうでない人の違い、環境だけでなくて生まれつきの要因もあるのか。

[AFCP]

元論文 http://www.pnas.org/content/early/2017/11/14/1621196114.abstract は PNAS 。とりあえずマウス。"今回の成果を応用して、人におけるネグレクト発生のメカニズムを明らかにしたい" この道のりは長そうだけど望みはある……かなあ。

[yuiseki]

わお

[ohaan]

ねずみの育児放棄は遺伝子に原因があるのか・・・人間だとどうなんだろう。