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書店:児童図書専門「ひつじ書房」42年の歴史に幕 神戸 | 毎日新聞
平松さんが42年続けた児童図書専門店「ひつじ書房」は12月3日、地域の人に惜しまれながら閉店した... 平松さんが42年続けた児童図書専門店「ひつじ書房」は12月3日、地域の人に惜しまれながら閉店した=神戸市東灘区岡本1で、松本杏撮影 書店が全国的に減っている中、神戸市でもまた一つ、街の本屋の灯が消えた。東灘区岡本1で42年間にわたり地元の人々に愛されてきた児童図書専門店「ひつじ書房」だ。店主の平松二三代さん(86)=東灘区岡本2=が「子どもたちが心を豊かにする本と出合えるように」と採算を度外視して店を守ってきたが、加齢と後継者不在のため、常連客や地域の人に見守られて3日、閉店した。【松本杏】 11月下旬以降は閉店を聞き付けた客が詰め掛け、平松さんが本を包装する手を休める暇がないほどにぎわった。近くに住む末広麻友さん(33)は親子4世代で通う常連で、12月1日に息子の和輝ちゃん(1)と母、祖母と来店。小学生の時にマリー・アントワネットの伝記を薦められたと振り返り、「息子の本も相談したいと思っ
2017/12/06 リンク