安倍首相：杉田官房副長官、続投へ | 毎日新聞

安倍晋三首相は２日に行う内閣改造に伴い、事務方トップの杉田和博官房副長官（７７）を続投させる。２０１２年１２月の第２次安倍内閣発足当初から政権を支える「土台」の一人。来年に皇位継承を控えるなど重要案件が立て込み、安定した政権運営のために杉田氏の留任は不可欠と判断した。 杉田氏は、警察庁出身で内閣情報調査室長や内閣危機管理監を歴任。災害発生時は初動対応を仕切り、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）に関する負担軽減でも作業部会の座長として７月に那覇市を訪れ沖縄側と折衝した。１７年８月からは省庁の幹部人事を一元管理する内閣人事…

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７7歳での続投は、長期政権に伴う官邸幹部人事の硬直化の象徴の一人との指摘もある。