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34年目の真実:松橋事件/下 救済へ30年 制度に課題 - 毎日新聞
宮田さんは脳梗塞の影響で右半身が動かせず、左手も年々動きにくくなっているという。支援者らは「再審... 宮田さんは脳梗塞の影響で右半身が動かせず、左手も年々動きにくくなっているという。支援者らは「再審まで時間がかかりすぎだ」と批判する=熊本市西区の高齢者施設で2018年12月5日、清水晃平撮影 「起きてください。ご飯ですよ」。熊本市西区の高齢者施設の一室。流動食を準備した施設代表の園田伸二さん(71)が、電動ベッドの上半身部分をゆっくりと起こしていく。目を覚ました宮田浩喜(こうき)さん(85)は、まぶたをかすかに開き、口元を動かすが、言葉を発することはない。 1985年に熊本県旧松橋(まつばせ)町で起きた殺人事件で服役した宮田さんは99年に出所後、2002年に脳梗塞(こうそく)、08年に脳出血を患い、11年ごろには認知症の症状も表れた。15年に施設に入所し、昨年、最重度の要介護5に認定された。日常生活すべてで介助が必要だ。 「自分はやっていない」。宮田さんの主任弁護人を務める三角恒(こう)弁
2018/12/14 リンク