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詩の橋を渡って:数多の声を織り込んで=和合亮一(詩人) | 毎日新聞
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詩の橋を渡って:数多の声を織り込んで=和合亮一(詩人) | 毎日新聞
7月 唄うたってる声が聴こえてきましたよ。 潰れた家の下から。 助けを求めていたんではなかろうかなと... 7月 唄うたってる声が聴こえてきましたよ。 潰れた家の下から。 助けを求めていたんではなかろうかなと思いました。 津波の被害の大きかった福島県いわき市平豊間の海辺の丘にて「千度大祓」という儀式が行われた。百人の神職者が一斉に「大祓」の言葉を捧(ささ)げる。今年で九回目だ。手を合わせたいと思い参列した。一時間近く、共に唱えさせていただいた。雨が降る静かな太平洋が見えた。新しい家が少しずつ建っている様子が見渡せた。数多(あまた)の声の中に歳月の祈りを感じた。 佐々木幹郎の新詩集『鏡の上を走りながら』(思潮社)を読んだばかりだ。「海の底がみんな見えたんですね。引き潮で。」「あれはすごかったです。ナマで海の底を見た、という。ずっと向こうのほうまで見えましたから。墨絵で描いた地獄絵図みたいな感じでね。」。「声の織物」とサブタイトルのある冒頭の連作の三篇は、詩人が岩手県の大船渡や釜石で実際に被災した方