イランの核合意逸脱中止要請 英仏独 制裁見送り 核合意当事国協議 | 毎日新聞

革命の発端となったデモが起きたイスラム教シーア派聖地コム。今も巡礼者や神学校の学生でにぎわう＝イラン北部コムで2019年7月8日、篠田航一撮影 イランによる核合意の逸脱行為から初となるイランと核合意当事国（英仏独中露）による高官レベルの協議が28日、ウィーンで開かれた。核合意やホルムズ海峡を巡る米・イラン関係の緊張を緩和するため、英仏独はイランの逸脱行為を黙認して制裁を見送る一方、イランに逸脱行為の中止を要請した。一方、イランは欧州の対応に不満を表明。各国はイランを支援する具体策を協議するため、近く閣僚級会合を開催することで合意した。 イランのアラグチ外務次官は会合後、当事国同士で非難し合う場面はあったものの、核合意を守るために「建設的な」議論ができたと強調。一方、英仏独が米国の制裁を避け、イランと取引するために設置した特別目的事業体（SPV）について、「機能していない」として、新たな方策

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「各国はイランを支援する具体策を協議するため」結局これがうまくいかない。アメリカの声がでかすぎる。