福島第1原発 2号機からデブリ取り出し 世界に例のない作業へ | 毎日新聞

東京電力福島第1原発の廃炉作業を支援する「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」は8日に公表した廃炉戦略プラン（2019年版）の概要で、核燃料が溶けて構造物と混じり合った「燃料デブリ」について、2号機から取り出すのが適切だと明記した。機構は概要でデブリについて、「拙速に対処した場合にはリスクを増加させうるリスク源」だと指摘。その取り出し作業では、多くの困難が待ち受けている。【岩間理紀、荒木涼子、奥山智己】 「数十年にわたる（燃料デブリ取り出しという）プロジェクトの最初の取り組みとして、まずは（2号機から）取りに行く」。原子力損害賠償・廃炉等支援機構の池上三六・執行役員は、プランの概要公表に当たり、こう語った。機構は専門部会で議論を重ねてきたが、2号機の調査が最も進んでいたことが、結論の決め手になった。

[fukuroiri]

ミスリードを誘うタイトルのつけ方はやめてほしいな。実態は「取り出し方法すら決まっていない」状態なんだから。津波のリスクすら見誤る東電が、前代未聞の難しいデブリ取り出しを、順調に進められるわけないです。

[taketake89]

"機構は概要でデブリについて、「拙速に対処した場合にはリスクを増加させうるリスク源」だと指摘。その取り出し作業では、多くの困難が待ち受けている"