法相辞任 「方向性は間違っていなかった」「資質を疑問視」 法務・検察も混乱と批判 | 毎日新聞

大勢の報道陣が集まる中、安倍晋三首相に辞表を提出したことを明らかにした河井克行法相（左から2人目）＝首相官邸で2019年10月31日午前8時27分、川田雅浩撮影 「法の番人」のはずの河井克行法相（56）＝自民党、衆院広島3区＝が、妻の案里氏（46）＝同、参院広島選挙区＝の公職選挙法違反疑惑で辞任に追い込まれた。初入閣から2カ月足らず。「政治とカネ」の問題を受けた辞任劇に、法務・検察や地元には混乱と批判が広がった。 31日に開催された全国の検察庁の次席検事が集う会議では、法相の訓示が予定されていた。疑惑報道に伴う混乱を避けるため、30日に事務次官による代読へと変更していたが、辞任に伴い、訓示そのものを取りやめた。 ある幹部は「辞任で長期の混乱は避けられたが、法案審議や外遊のスケジュールの再調整など影響は小さくない」と懸念する。別の幹部は、河井氏が就任早々、児童虐待対策チームを設置したことなど

[taketake89]

"31日に開催された全国の検察庁の次席検事が集う会議では、法相の訓示が予定されていた。疑惑報道に伴う混乱を避けるため、30日に事務次官による代読へと変更していたが、辞任に伴い、訓示そのものを取りやめた"