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今週の本棚:若島正・評 『かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた』 | 毎日新聞
◆ウラジーミル・アレクサンドロフ著、竹田円訳(白水社・4620円) 運命に抵抗し自由求めた「黒いロ... ◆ウラジーミル・アレクサンドロフ著、竹田円訳(白水社・4620円) 運命に抵抗し自由求めた「黒いロシア人」 波乱万丈の一生を送った人間を形容する言葉として、「数奇な運命に弄(もてあそ)ばれた」というのは常套(じょうとう)句になっている。しかし、『かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた』で描かれている、原題では「黒いロシア人」ことフレデリック・トーマスの物語について言うなら、その言葉は半面の真実でしかない。 フレデリック・トーマスは、一八七二年にミシシッピ州で農場を所有している夫婦のあいだに生まれた。両親は南北戦争まで黒人奴隷だった。白人との土地をめぐる裁判沙汰で、トーマス一家はメンフィスに引っ越すが、そこで父親が惨殺されるという事件があった後に、フレデリックはシカゴに出てレストランの給仕、さらにはブルックリンでホテルのベルボーイとして腕を磨いた。より大きな自由を求めた
2019/12/01 リンク