第７４回毎日甲子園ボウル：キーマン紹介／下 守備 関学大ＤＬ・板敷勁至／早大ＬＢ・池田直人 | 毎日新聞

鋭いタックル、際立つ「要」 関学大ＤＬ・板敷勁至（いたしきけいし）（４年） 選手をめったに褒めない鳥内監督が「おれへんかったら困る存在」と認める守備の要だ。今季は関西学生リーグ戦終盤や全日本大学選手権で際立った存在感を示した。 プロレス好きの父を持ち、名前の由来はプロレスラーの武藤敬司という。中学時代は総合格闘技に打ち込み、得意技は寝技。アメリカンフットボールを始めたのは「ぶつかる慣れはあったので、できるのかなと思った」ためで、古豪の大阪・池田高の門をたたいた。 高校時代はＴＥとＷＲで、関学大でＤＬやＬＢに転向。その理由を「あまり頭が良くないから、アサイメント（プレーごとの各選手の役割）に関わらず、自由に動きたい」と笑って説明する。身長１７９センチ、体重９５キロでＤＬとして決して大きくないが、パワーに頼らず、相手ＯＬ陣を巧みにかわしてボール保持者に迫る。立命大との全日本大学選手権西日本代表

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選手をめったに褒めない鳥内監督が「おれへんかったら困る存在」と認める守備の要だ。今季は関西学生リーグ戦終盤や全日本大学選手権で際立った存在感を示した。