京都観察いま・むかし：八木先生の覚え書き／１００止 社会問題としての京都 古都を考えながら歩こう ／京都 | 毎日新聞

「日本に、京都があってよかった。」――。京都市と京都創生推進フォーラムが“国家戦略としての京都創生”の取り組みの一環として製作し続けているポスターに記されたキャッチコピーです。自信過剰で傲慢な京都の、このアイデンティティー表明に対しては、生粋の京都人たる筆者でさえ、虫酸（むしず）が走る気分の悪さと恥ずかしさを禁じ得ません。 コロナ禍の今年は別にして、２０００年以降、コンスタントに年間４０００万～５０００万人の観光客が訪れた人気観光地・京都の一般的なイメージは「千年の古都、多彩な神社仏閣、みやびな宮廷文化」といったあたりに集中しそうであり、上記コピーはその凡庸な印象に見合った表現形式なのかもしれません。

[archivist_kyoto]

いつもじゃないですが、折に触れ興味深く読んでました