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特集ワイド:桐野夏生さん、新著「日没」を語る 現実が小説越える不穏さ 国家による表現の弾圧に声を | 毎日新聞
そのラストシーンは、衝撃的で救いがない。作家・桐野夏生さんの最新刊「日没」(岩波書店)である。こ... そのラストシーンは、衝撃的で救いがない。作家・桐野夏生さんの最新刊「日没」(岩波書店)である。これまでも社会の閉塞(へいそく)感を映した作品を描いてきた。だが、今作の不穏さは群を抜く。小説のディストピアと、現実社会が「リンク」しているからだ。なぜ今、桐野さんはこの作品を世に出したのか。 「日没」の舞台は、近未来の日本とおぼしき場所。物語は、主人公の女性作家・マッツ夢井が、「総務省文化局・文化文芸倫理向上委員会」から召喚状を受け、携帯電話も通じない辺ぴな“療養所”という名の作家収容所に入れられるシーンから始まる。タブーに挑む性愛を描いてきたマッツは、所長の多田から「社会に適応した作品」を書くよう求められ、矯正しない限り元の世界に戻れないと言い渡される。「B98」。それが療養所でのマッツの呼び名だ。 国家権力による表現の自由への弾圧――。あくまでもフィクションだが、ひたひたと迫りくる恐怖は生々
2020/12/24 リンク