冬休み、牛乳飲んでね 生乳大量廃棄の恐れ、コロナ影響 | 毎日新聞

牛乳などの消費拡大を促すため、自らも乳製品を飲む金子原二郎農相（中央）ら＝東京都千代田区の農水省で2021年12月17日午前7時59分、浅川大樹撮影 牛乳や乳製品の原料である生乳が余ってしまい、年末年始に大量廃棄される恐れが出ている。大量廃棄は酪農業界に大打撃となるため、政府は需要の掘り起こしに躍起になっている。 「国民の皆さんにできるだけ牛乳を飲んで、協力いただきたい。心からのお願いだ」。金子原二郎農相は17日の定例記者会見で、牛乳や乳製品の消費拡大への協力を呼びかけた。一大生産地である北海道選出の副大臣2人も駆けつけ、一緒にコップに注いだ牛乳などを飲んでアピールした。 生乳が余ってしまったのは、新型コロナウイルス禍による飲食店向け需要の低迷が要因だ。かつて騒ぎになったバター不足への対応を受けた生産増強などで生産量が堅調なことも影響している。そもそも年末年始は冬休みで学校給食での牛乳の提

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“生乳が余ってしまったのは、新型コロナウイルス禍による飲食店向け需要の低迷が要因だ。かつて騒ぎになったバター不足への対応を受けた生産増強などで生産量が堅調なことも影響している”