こころの悩みSOS：孤独を仕事で埋めて心身限界 ネコがいたから生きられた | 毎日新聞

仕事で忙しい毎日を送っていました。週末は全国を飛び回って。働き過ぎを心配した主治医から「仕事を引き受けないように」と忠告され、仕事を断る練習をしたことさえありました。 それでも、仕事をセーブすることができませんでした。主治医から「これ以上仕事をしたら心身が壊れるから携帯電話を預かります」と言われ、携帯を没収されたこともありました。 寝食を忘れるほど仕事に没頭していたので体重は30キロまで減りました。爪はボロボロとはがれ、髪の毛も真っ白。自分が枯れていくような感覚になりましたね。 ガリガリに痩せ細っているのに仕事ばかりしてしまうのです。完全に仕事に依存してしまい、地獄のような日々でした。そううつ病の「そう」の状態だったので、体調がしんどくても過度に活動してしまったために、体重が激変したのです。 ネコに救われる 出張先に向かう新幹線のホームで、「誰かがちょんっと背中に当たったら、このままホーム