バイデン氏の長崎訪問、長崎市長が米大使に要請 G7に合わせ | 毎日新聞

会談前に記念撮影に臨む（左から）長崎市の田上富久市長、岸田文雄首相、広島市の松井一実市長＝首相官邸で2023年2月14日午後4時17分、竹内幹撮影 長崎市の田上富久市長は14日、在日米大使館でエマニュエル駐米大使と会談し、5月に広島で開かれる主要7カ国首脳会議（G7サミット）に合わせたバイデン米大統領の被爆地・長崎訪問を要請した。田上氏は会談後、記者団に対し「きちんと検討の俎上（そじょう）に載っているという感触はあった」と述べた。首相官邸で、岸田文雄首相との面会後に語った。 田上氏は、首相との会談を前に、広島市の松井一実市長とともにG7各国の大使らを訪問した。エマニュエル氏は、バイデン氏の長崎訪問について「（長崎には）カトリックの歴史がある。（バイデン氏は）2人目のカトリック系の大統領ということもあるので、そういった長崎の特性についてもきちんとお伝えする」と応じたという。