ウクライナ侵攻 米大統領「露の勝利ない」 「包囲網」の意義強調 | 毎日新聞

バイデン米大統領は21日、訪問先のポーランドの首都ワルシャワで、ロシアによるウクライナへの侵攻開始から1年に合わせて演説した。米国主導の対ウクライナ「支援国連合」の意義を強調し、引き続き連帯するよう訴えたうえで「ロシアの勝利にはならない」と述べた。欧州諸国の間に対露姿勢で濃淡があるうえ、世界には一線を画してロシアと関係を保つ国が多く、米国は「ロシア包囲網」の構築に腐心している。 「プーチン（露大統領）はもう（ウクライナを支援する国家の）連合の強さは疑っていないが、ウクライナ支援や北大西洋条約機構（NATO）の結束が持続するかどうかはまだ疑っている。だが、疑いなどあってはならない。世界の民主主義国家は今日も、明日も、ずっと自由の番人であり続けるのだ」。バイデン氏は21日の演説で、ウクライナを支援する各国が結束する重要性をこう強調した。

[taketake89]

“欧州諸国の間に対露姿勢で濃淡があるうえ、世界には一線を画してロシアと関係を保つ国が多く、米国は「ロシア包囲網」の構築に腐心している”