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今週の本棚:斎藤環・評 『黄色い家』=川上未映子・著 | 毎日新聞
(中央公論新社・2090円) 女性同士の連帯と「ケアの倫理」 「ノンストップ・ノワール小説!」と帯に記... (中央公論新社・2090円) 女性同士の連帯と「ケアの倫理」 「ノンストップ・ノワール小説!」と帯に記された本作は、コロナ禍に伴走するかのような新聞連載小説だった。かつてない疾走感に後半の祝祭感もあいまって、押し流されるように一気に読了した。 タイトルの『黄色い家』は、ゴッホとゴーギャンが二カ月間だけ共同生活をしたアルルの家を連想させる。高揚した希望とともに始まり、悲劇(ゴッホの耳切り事件)と共に幕を閉じる経緯は、本作の「黄色い家」のてんまつと相似形をなす。 主人公の伊藤花は、コロナ禍がはじまったとある日、ネットニュースで古い知人の名前を見つけて衝撃を受ける。知人の名は吉川黄美子。彼女は東京都新宿区のマンションで、若い女性を監禁し傷害沙汰に及んだとして起訴されていた。花は二〇年ほど前、黄美子と暮らしていたのだった。ここから花の、波乱に富んだ回想がはじまる。
2023/03/11 リンク