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「レコ芸」休刊の余波 「クラシックは暗闇の世界に」 片山杜秀さん | 毎日新聞
音楽雑誌「レコード芸術」の休刊について、音楽評論家で慶応大教授の片山杜秀さんへのインタビュー。後... 音楽雑誌「レコード芸術」の休刊について、音楽評論家で慶応大教授の片山杜秀さんへのインタビュー。後編は、21世紀に入ってからの音楽界の変化について語ります。クラシック音楽自体が後退するのではないかと、強い危機感を示します。【聞き手・須藤唯哉】 前編 「レコード芸術」休刊 片山杜秀さんが指摘する「崩壊の兆し」 巨匠不在の時代へ 21世紀に入ると、物理的存在としてのCDやレコードを買うという機会が減りました。そういうものをいちいち買わなくても、インターネットで聴いたり、サブスクでお金を払ってたくさん聴いたりする鑑賞スタイルが、今の30代以下は当たり前になっています。一生懸命に雑誌を読んで、CDを買うという人たちは、今でもたくさんいることはいるけれども、高齢層になってしまいました。クラシック音楽のコンサートに足を運ぶ人たちと重なるところがあるわけですが、読者層が高齢に偏ってしまっている。 結局、昔
2023/07/31 リンク