コロナ検査で不適正申請、新たに39億円 大阪府、5事業者で確認 | 毎日新聞

大阪府は28日、新型コロナウイルスの無料検査事業を巡り、補助を受けた355事業者を調べたところ、5事業者で計39億1260万円の不適正申請を認定し、全額の返還を請求したと発表した。6月に公表した抽出調査分と合わせると、不適正申請の認定総額は12事業者で計81億9025万円となった。 府は同日、12事業者のうち同意を得た11事業者名を公表。認定額が多い順に、プレミアム禅クリニック（25億6567万円）＝大阪市北区▽FRONT LINE（24億8773万円）＝同市中央区▽TSUBASA JAPAN（8億3577万円）＝同市天王寺区――だった。 府は2021年12月～23年3月、無症状者を対象に無料でPCR検査や抗原検査を実施。事業者には検査1件当たり最大9500円の補助金を交付した。

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“府が6月までに全370事業者のうち申請額が大きい15事業者を抽出調査したところ、7事業者で不適正申請が発覚”