特集ワイド：ああ、永田町 裏金追及に評価の声も多いが…… 力の誇示、特捜部のやり方 弁護士・弘中惇一郎さん | 毎日新聞

弁護士 弘中惇一郎さん（78） 政治資金パーティー券を巡る裏金事件で自民党の3派閥が立件された。久しぶりに政界中枢に切り込んだ東京地検特捜部を評価する声も多いが、捜査のあり方に冷静な目を向ける人物がいる。これまで検察が起訴した数々の事件で無罪を勝ち取ってきた弁護士、弘中惇一郎さん（78）だ。 「これが彼らのやり方です」。東京都千代田区の法律事務所を訪れると、壊れたままのドアの鍵を見せてくれた。2020年1月に東京地検特捜部が家宅捜索した時の痕跡だ。当時、弘中さんが弁護人を務めた日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が、保釈中に逃亡した事件に絡んでのことだ。弁護士は業務上保管する他人の秘密に関する物の押収を拒否できる「押収拒絶権」がある。事務所の弁護士はこれを行使したが、検察官らは鍵を壊して室内に入り、捜索した。日本弁護士連合会も「違法な令状執行」として抗議した。 裏金事件では、最大派閥の安

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「検察がんばれ」だの全員牢屋にぶち込めとか盛り上がってるの本当に良いのか? という話。