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今週の本棚:江國香織・評 『悪なき殺人』=コラン・ニエル著、田中裕子・訳 | 毎日新聞
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今週の本棚:江國香織・評 『悪なき殺人』=コラン・ニエル著、田中裕子・訳 | 毎日新聞
(新潮文庫・935円) 他人の孤独を目撃し、深い余韻 フランスの山がちな地方都市(空気はすばらしく澄ん... (新潮文庫・935円) 他人の孤独を目撃し、深い余韻 フランスの山がちな地方都市(空気はすばらしく澄んでいそうだが、かなり淋(さび)しく荒々しそうな土地)で、一人の女性が行方不明になるところからこの小説は始まる。猛吹雪に巻きこまれたのだろうというのが大方の見方だったが、そこは娯楽のすくない地域社会のこと、たちまち勝手な噂(うわさ)や臆測が飛び交う。そして、実際、女性は吹雪に巻きこまれたわけではなく、死体となって、ある場所である人物に発見されるのだ。 五人の語り手が登場し、もつれた糸がすこしずつ(ほんとうにすこしずつ)ほどかれていく。が、五人は互いに語り合うわけではないので、事件の解明にはなかなか至らない。それぞれに誤解や思い込みがあるし、人に言えない事情もある。閉鎖的な土地柄からか、ここに住む人々は概して内向的だ。決してあかるい話ではないのだが、瞠目(どうもく)すべき拮抗(きっこう)によっ