博多－別府、新観光列車運行「かんぱち・いちろく」 久大線・来月26日から 玖珠で記念式典 ／大分 | 毎日新聞

恵良など「おもてなし駅」「地域振興に」喜ぶ 九重町長 JR九州が博多―別府間で新たな観光列車「かんぱち・いちろく」（3両編成）を4月26日から運行させるのを記念し、列車名の由来となった人物ゆかりの地、玖珠町で式典が開かれた。 大分、福岡両県が連携する観光キャンペーンに合わせて運行。月、水、土曜に博多から別府に向かう下り特急をかんぱち号、火、金、日曜に博多に向かう上りをいちろく号と名付けた。 それぞれの名前は、久大線の敷設運動に尽力し、玖珠郡の産業の礎を築いたとされる舟来屋（ふなこや）（現・八鹿酒造）3代目の麻生観八（かんぱち）氏と、湯平駅（由布市）から線路を延ばして旧北由布、南由布両村を通るよう働きかけ、湯布院の発展に貢献した旧県農工銀行頭取の衛藤一六（いちろく）氏にちなんだ。