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ぐるっと東日本・食べる・つながる:埼玉・飯能 武蔵野うどん 江戸末期から6代守る味 水のうまさ、懐かしさ香る /東京 | 毎日新聞
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ぐるっと東日本・食べる・つながる:埼玉・飯能 武蔵野うどん 江戸末期から6代守る味 水のうまさ、懐かしさ香る /東京 | 毎日新聞
初めて訪れた店なのに、なぜか懐かしさを感じる。武蔵野うどんの名店として知られる埼玉県飯能市の「こ... 初めて訪れた店なのに、なぜか懐かしさを感じる。武蔵野うどんの名店として知られる埼玉県飯能市の「こくや」もその一つだろう。守り続けている味が、おなかに染みわたる。【瀬尾忠義】 西武鉄道池袋線の飯能駅から徒歩で10分ほどの静かな住宅地に店を構える。畳敷きで風情ある店内には、だしのいい香りが漂い、厨房(ちゅうぼう)を見ると大量の湯気――。いつも大勢の客でにぎわっている。 「肉つゆうどん」の「並」(780円)を頼むと、山盛りのうどんと、別添えの器になみなみと注がれたつゆ(つけ汁)が。「最初はうどんを1本ずつ入れないと、つゆがこぼれます」。そう教えてくれたのは、江戸末期から続く店を切り盛りする、6代目の細川博之さん(49)だ。