規格外ノリを活用 チップス「海苔ツマ」3種商品化 道の駅鹿島と佐賀市漁村女性の会 ／佐賀 | 毎日新聞

「道の駅鹿島」（鹿島市）は、色落ちしたり、傷がついたりして市場に出せない規格外のノリを活用したノリチップス「海苔（のり）ツマ」を開発し、販売している。ノリの加工品などを手掛けている合同会社「佐賀市漁村女性の会」（佐賀市）と共同で商品化した。【斎藤毅】 道の駅鹿島では10年ほど前から地元生産者から規格外のノリを仕入れ、つくだ煮やドレッシングに加工して販売してきた。有明海では昨今、栄養塩不足による色落ち被害などが深刻化して持ち込まれるノリが増え、新商品の開発を手掛けることになった。 商品開発課長の黒川みかどさん（62）が、子供からお年寄りまで気軽につまめるチップスができないかと女性の会に相談。1月から打ち合わせと試作を重ね、「七浦れもん」「柚子胡椒（ゆずごしょう）」「醤油（しょうゆ）あじ」の3種を商品化した。これと合わせて見た目がつくだ煮と似たしっとり食感タイプの柚子胡椒味も作った。

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「道の駅鹿島」（鹿島市）は、色落ちしたり、傷がついたりして市場に出せない規格外のノリを活用したノリチップス「海苔（のり）ツマ」を開発し、販売している。