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AED市民使用解禁から20年なのに電気ショックは4% なぜ低調? | 毎日新聞
心停止の人に電気ショックを与えて救命する、自動体外式除細動器(AED)を一般の人が使えるようになって... 心停止の人に電気ショックを与えて救命する、自動体外式除細動器(AED)を一般の人が使えるようになってから今年で20年を迎える。公共施設などに約67万台が設置され、これまでに8000人以上の命が救われてきたが、実は心停止により人前で倒れた人のうち、電気ショックが行われるのは5%に満たないという。より多くの命を救うにはどうすればよいのか。 日本AED財団(東京都)によると、心停止のほとんどは心室細動という、心臓がけいれんする不整脈で起こる。AEDは心臓に電気ショックを与えてけいれんを止める医療機器だ。 かつては使用に医師の指示が必要だったが、米国などで市民による救命が増え、2002年に高円宮さまが運動中に心室細動で急逝したことなどから一般人の使用について議論が進んだ。厚生労働省は04年7月、一般人のAED使用を認める通知を各自治体に出した。 心停止でのAEDの使用は、生存率やその後の回復に大き
2024/05/27 リンク