既に国家首脳級？ イーロン・マスク氏の政治・外交力 | 毎日新聞

宇宙企業「スペースX」や電気自動車（EV）大手「テスラ」を率いる米国の実業家イーロン・マスク氏（52）が、国際政治でも存在感を高めている。ロシアのウクライナ侵攻ではマスク氏の判断が戦局を左右する場面もあり、米政府は「マスク氏と外国との関係は注視に値する」（バイデン大統領）と警戒している。 【ワシントン秋山信一】 ＜主な内容＞ ・中国の台湾政策を支持 ・衛星通信で存在感 ・特に関係が深い首脳は ・米大統領選でどう動く 巨大市場・中国と互恵関係 「テスラはウィンウィンの結果をさらに得るため、中国との関係を深めたい」。中国国営新華社通信によると、マスク氏は4月28日に北京で李強首相と会談し、こう訴えた。上海工場が「社内で最も優良な工場だ」と強調。李氏は「中国の巨大な市場は常に外資にも開かれている」と応じた。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国政府は会談後、マスク氏の要請に基づき、

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イーロン・マスクが宇宙開発から電気自動車、そして国際政治まで手を広げる姿は実に壮大だが、彼の真の狙いは全てを自動運転技術で統合することにあるに違いない。