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広告代理店の不正、防ぐ方法あった 東京五輪コンプラ担当者 | 毎日新聞
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広告代理店の不正、防ぐ方法あった 東京五輪コンプラ担当者 | 毎日新聞
パリ・オリンピックまで1カ月。コロナ下の世論を二分して無観客という異例の形で強行された東京五輪は汚... パリ・オリンピックまで1カ月。コロナ下の世論を二分して無観客という異例の形で強行された東京五輪は汚職まで露呈し、負のレガシーを残した。さまざまな問題が噴出した3年前の五輪を踏まえ、私たちは、パリ五輪をどう捉えたらいいのか。東京五輪に関わった関係者や識者ら5人に尋ねるインタビュー連載の2人目は2014~16年に東京都から組織委員会に出向し、総務局長兼チーフ・コンプライアンス・オフィサーを務めた雑賀真さん(69)。東京五輪について、今も「語る責任がある」と言う。 ――組織委ではどのような仕事を? ◆2015年、大会の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴに似ているという「盗作疑惑」が持ち上がり、採用撤回騒動がありました。著作権などの問題はベルギー側が訴えを取り下げる結果となりましたが、組織委内部の公募による選考の過程で、一部のデザイナーを優遇する不正が行われ、電通から組織委に出向していた担当局長