国・地方選挙：候補者、男女比均等に 法案成立の公算大 | 毎日新聞

衆参両院や地方議会選挙で候補者の男女比率を「できる限り均等」にするよう各党に求める「政治分野における男女共同参画推進法案」が２２日、今国会で成立する公算が大きくなった。民進党が独自法案を取り下げ、自民党などと超党派で共同提出する方針を決めた。国際的にも遅れた政治分野での女性参画を後押しすることが期待される。民進党が同日の内閣部門会議で、男女比を「できる限り同数」とする独自法案の撤回を確認した。 政治の男女共同参画を巡っては、超党派議連（会長・中川正春元文部科学相）が共同提出を呼び掛けていた。しかし、与党は男女比の努力目標として「均等」を主張。民進党は「均等では骨抜きになる」として昨年５月、共産党など３党と「同数」を求める法案を提出し、与党もその後、「均等」を努力義務とする法案を提出した。

[sampaguita]

"民進党が独自法案を取り下げ、自民党などと超党派で共同提出する方針"