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婦人科領域の希少がんに対する薬物療法と患者支援活動
婦人科領域の希少がんには、子宮肉腫、卵巣胚細胞腫瘍、卵巣顆粒細胞腫などがある。国立がん研究センタ... 婦人科領域の希少がんには、子宮肉腫、卵巣胚細胞腫瘍、卵巣顆粒細胞腫などがある。国立がん研究センター希少がんセンターは2024年3月22日、「婦人科領域の希少がんに対する薬物療法」をテーマにした希少がんセミナーをオンライン開催した。セミナーでは、国立がん研究センター中央病院腫瘍内科医長の西川忠曉氏(現・東京慈恵会医科大学産婦人科学講座講師/診療医長)が「婦人科領域の希少がんに対する薬物療法の標準治療と今後の展望」について講演。卵巣がん体験者の会スマイリー代表の片木美穂氏が、患者会の活動を紹介した。 HRD陽性の再発・難治性子宮平滑筋肉腫に対する臨床試験が進行中 子宮肉腫は、子宮の筋肉や間質などの組織から発生する悪性間葉性腫瘍のことで、さらに細かく、子宮平滑筋肉腫、子宮内膜間質肉腫などに分類される。日本で子宮肉腫と新たに診断される人は年間約450人と、非常にまれながんだ。 「昨年の希少がんセミ