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一揆の原理〜日本中世の一揆から現代のSNSまで〜、呉座勇一、洋泉社、p.237、\1680 - 巴里倫敦塔
「一揆とは何だったのか」について論じた歴史書。一揆に関して持っている常識が、いかに間違っているか... 「一揆とは何だったのか」について論じた歴史書。一揆に関して持っている常識が、いかに間違っているかを思い知らされる。もっとも、副題に「日本中世の一揆から現代の SNS まで」、帯に「一揆の思想と行動原理は、現代のソーシャル・ネットワークに通じている」とあるので、日本人の SNS に対する接し方と一揆を関連づけた書と考えて購入するとガッカリするかもしれない。SNS に言及している部分もあるがさほど多くない。しかし筆者の専門である日本中世史の歴史書としては、かなり刺激的な良書である。歴史好きにはお薦めである。 一揆というと、一向一揆や百姓一揆を思い浮かべる。数を頼んで権力と闘い要求を通す、反権力・反政府の民衆運動といったイメージだ。しかし筆者によると、一揆は常に権力と闘っていた訳ではない。むしろ体制の存続を肯定し、体制内での地位向上、待遇改善をめざして権力者に強訴を行う行為が多い。つまり一揆が階
2012/11/27 リンク