感想・書評「現職警官「裏金」内部告発 、仙波敏郎」ネタバレ注意・内容がかなりリアルに伝わってきます（レビュー）。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。

現職警官「裏金」内部告発 、仙波 敏郎 タイトルからして私個人の興味をかなりそそるものでした。警察官がまさかの裏金疑惑であり、しかも現役の警察官による内部告発というのですから、一般人の私には到底考えられない世界です。そもそも正義の警察官が裏金という悪事に手を染めるということ自体理解できません。裏金というと、商品の架空発注から生じるお金の流れだったり、賃金の水増しだったり、そういうことがイメージできるのですが、そういうのとは無縁だろうと思われる警察官がいったいどうやって裏金をつくるというのでしょうか。 この本の著者は現役の警察官です。今では退職されていますが、内部告発だけあって内容がかなりリアルに伝わってきます。自分のいる組織が悪事に手を染め、全職員が悪事に加担し、それを目の当たりにすると、どんな気持ちになるのでしょうか。著者は強い志があり、絶対に裏金をつくるためには加担しませんでした。まさ

[yarukimedesu]

警察官がまさかの裏金疑惑であり、しかも現役の警察官による内部告発というのですから、一般人の私には到底考えられない世界です。